東京成徳⼤学 応⽤⼼理学部 関⾕⼤輝准教授との共同研究を開始
⼈⼝減少、⾼齢化している⽇本において、労働⼈⼝の減少は深刻な社会課題となっています。
2030年には「644万⼈の⼈⼿不⾜」が予想され、特にサービス産業において400万⼈の労働⼒不⾜が推計されています。(出典:パーソル総合研究所労働市場の未来推計2030)
そうした現状において、メンタルヘルス不調での休職者や退職者は増加傾向にあり、厚⽣労働省の患者調査によると精神疾患を有する総患者数は、2002年から2017年にかけて1.6倍の419万⼈に達しています。
サービス産業の多くは対⼈的な職業であり、従事者は「感情労働者」として、⾃⾝の体調や感情に関係なく感情のコントロールが求められます。この「感情労働」はストレスの原因となりやすく、企業としての対策が急務となっています。
そこで、ジュノー株式会社ワークウェルネス事業部は、主にサービス産業における、⼈材不⾜解消につながる社会課題解決事業を⾏うにあたり、感情労働研究の第⼀⼈者である東京成徳⼤学応⽤⼼理学部 健康・スポーツ⼼理学科 関⾕⼤輝准教授と、仕事と感情に関する共同研究を開始いたします。
今後、ワークウェルネス事業部では、関⾕准教授との産学連携を通じて、仕事と感情という観点から多⾓的に研究・調査を進め、様々なメンタルヘルスに寄与するプログラムの開発・提供を⾏っていく予定です。

関⾕ ⼤輝
DAIKI SEKIYA
東京成徳⼤学 応⽤⼼理学部
健康・スポーツ⼼理学科准教授
早稲⽥⼤学第⼆⽂学部卒業後、横浜市役所に⼊庁。
公務員としての仕事の傍ら、筑波⼤学⼤学院を修了。
博⼠(カウンセリング科学)。専⾨は産業⼼理学,観光⼼理学。社会福祉⼠、精神保健福祉⼠。2013年より、東京成徳⼤学応⽤⼼理学部准教授として「感情労働」の視点から働く⼈のメンタルヘルスに関して研究。著書「あなたの仕事、感情労働ですよね?」(花伝社)